<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<feed xmlns="http://www.w3.org/2005/Atom">
    <title>JazzyCubeのレコード棚</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.footprints.jp/jazzycube-blog/record/" />
    <link rel="self" type="application/atom+xml" href="http://www.footprints.jp/jazzycube-blog/record/atom.xml" />
    <id>tag:www.footprints.jp,2009-06-12:/jazzycube-blog/record/10</id>
    <updated>2009-09-11T02:10:41Z</updated>
    <subtitle>JazzyCubeの住人が個人的に聴いている音楽を少しずつ紹介。
そのときどきで良いと思った音楽、ずっと愛聴している音楽な
どあれこれ。よろしければ聴いてみてください。</subtitle>
    <generator uri="http://www.sixapart.com/movabletype/">Movable Type Pro 4.23-ja</generator>

<entry>
    <title>Gomez / Bring It On</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.footprints.jp/jazzycube-blog/record/2009/09/gomez-bring-it-on.html" />
    <id>tag:www.footprints.jp,2009:/jazzycube-blog/record//10.671</id>

    <published>2009-09-11T01:00:58Z</published>
    <updated>2009-09-11T02:10:41Z</updated>

    <summary>最新作『A New Tide』を2009年8月にリリースしたばかりの英国5人組バ...</summary>
    <author>
        <name>jazzycube</name>
        
    </author>
    
        <category term="Gomez" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="Rock" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="hot" label="HOT" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="relax" label="RELAX" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.footprints.jp/jazzycube-blog/record/">
        <![CDATA[最新作『A New Tide』を2009年8月にリリースしたばかりの英国5人組バンド、ゴメス（Gomez）。1998年、ブリット・ポップブームの終焉とともに登場した若き5人組が打ち出す、あまりに円熟したサウンドに英国音楽シーンは沸いた。<br /><br /> ]]>
        <![CDATA[「好きなことを仕事にすることはお薦めできない。」<br /><br />私が若い頃に人生の先輩である大人たちによく言われた言葉である。<br />当時の私は、憧れのロックスターのように反抗心を行動で示すような勇気もなく、その言葉の本当の意味も分からないままに、心の中で静かに大人への反抗心を燃え上がらせたものである。今ならば、少しはその意味も理解できるようになったのだけれど。<br /><br />今回紹介するバンド「ゴメス（Gomez）」のサウンドを聴くと、本当に音楽が大好きで仕事にしてしまったのではないかと、私は感じずにはいられない。フォーク、ブルース、ジャズ、サイケ・・・純粋な音楽好きの5人組が「自分達の好きな音楽を、自分たちのサウンドで表現する」という、シンプルなスタンスをずっと頑固に守り続けている稀有な存在である。<br /><br /><b>カテゴライズ不能なサウンド</b><br /><br />ゴメスは、イギリスのサウスポート出身の5人組のバンドで、いわゆるブリティッシュロックにカテゴライズされて紹介されることが多いが、フォーク、ブルース、カントリー、サイケ・・・様々な音楽を昇華して作り上げる独自の音楽性は、ブリティッシュロックという枠では語りきれない。<br />ゴメスには3人ものボーカルが存在し、曲によってメインボーカルが変わる。（私はベン・オッターウェル（BEN OTTEWELL）のしゃがれたボーカルが一番好みだけど。）しかし、誰がボーカルを執っても「ゴメス・サウンド」という核が真ん中にあるため、どの曲のサウンドから受ける印象は統一されている。何よりも、音楽そのものへの前向きな姿勢で、次々と「実験的なサウンド」（実験的に聞こえないところがゴメスの良いところなんだけど。）と、「通好みだけどキャッチーなサウンド」をバランス良く生み出し続けている。<br /><br /><b>ゴメスの略歴</b><br /><br />ゴメスは、1998年にデビュー作『Bring It On』をリリースし、このアルバムは、英国のマーキュリー・プライズをはじめとする様々な賞を独占した。国内も25万枚以上のセールを記録することとなり、順風満帆のスタートとなった。が、そのサウンド性からか本国イギリスではデビュー作以降は、コンスタントにアルバムをリリースするものの、コアなファンは獲得しつつもビッグセールスにも恵まれず、2002年以降はアメリカに活動の拠点を置くようになる。<br /><br />アメリカに渡ったゴメスは、アメリカで絶大なジャムバンドとして人気を確立した「デーヴ・マシューズ・バンド（Dave Matthews Band）」のレーベル「ATO」に所属し、ジャム・バンド・シーンに急接近を試みる。本来の音楽性を十分に活かせる土俵を得たゴメスは、水を得た魚のように、再びシーンからの注目を集めることとなる。現在では「Bonnaroo Music Festival」の常連として名を連ねている。<br /><br />


<b>ゴメスとの最初の出会い</b><br /><br />


<div style="float: right; padding-left: 10px;">
<img alt="gomez_liquidskin.gif" src="http://www.footprints.jp/jazzycube-blog/record/2009/09/11/gomez_liquidskin.gif" height="200" width="200" /></div>

さて、私がゴメスを始めて知ったのは、そのデビューアルバム『Bring It On』の秀逸なジャケットワークがきっかけだった。（後に調べて分かったのだがこのジャケットワークは、レジー･ペドロ（Reggie Pedro）というイラストレーターの作品であった。）<br /><br />レコードショップで待ち合わせの時間つぶしをしていて、そのアルバムのジャケットーワークの独特なテイストに強く心惹かれたことを覚えている。他のアルバムジャケットも見てみると、セカンドアルバム『Liquid Skin』も同じイラストレーターが起用されていた。<br /><br />（当時の私はゴメスというバンドのサウンドを全く知らなかったが）この2枚のアルバムを購入することを決めたのだった。世に言う「ジャケ買い」である。<br /><br />

<b>『Bring It On』のサウンド</b><br /><br />そして帰宅後、特に期待することもなく、せっかく購入したので『Bring It On』を聴いてみた。<br />スピーカーから流れてくる音楽に耳を傾けてみると、サウンドには派手さもないし、ボーカルの声質も（少しトム・ウェイツをほうふつとさせる）渋さは好みだったが、いわゆる「売れ線」ではない。だけど、1曲1曲に妙に心に引っかかる何かがあった。それは言葉ではうまく表現できないフィーリングだった。そして傍らにあったアルバムジャケットが目に入った瞬間に私は全てを理解した。<br /><br /><i>そうか、このサウンドこそジャケットワークを見た時に感じたフィーリングそのものではないか。</i><br /><br />アタマを後ろから殴られたようなガツンという感動もあるけれど、ジワッと染み込んでくるような感動もあるのだと、当時の私は思ったものだった。前者の感動は、最後にはどこかで置き去りにされてしまうことが多いけれど、後者はずっと忘れられない心象風景を残す。<br /><br />ゴメスを最初に知ってから10年近く経つ現在でも、少し肌寒いこの季節になると『Bring It On』を聴く。10年前の自分が考えていたことや抱えていた問題、そんなものがふっと心に湧き上がっては消えていく。そんな少しビターな時間を楽しむためには『Bring It On』はうってつけだ。<br /><br />--<br /><br />[Gomez Official Site]<br /><a href="http://www.gomeztheband.com/" target="_blank">http://www.gomeztheband.com/</a><br /><br />[Reggie Pedro Official Site]<br /><a href="http://www.reggiepedro.com/" target="_blank">http://www.reggiepedro.com/</a><br /><div><br /></div>]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>Johnny Cash / The Man Comes Around</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.footprints.jp/jazzycube-blog/record/2009/08/johnny-cash-the-man-comes-around.html" />
    <id>tag:www.footprints.jp,2009:/jazzycube-blog/record//10.663</id>

    <published>2009-08-30T13:40:57Z</published>
    <updated>2009-08-30T15:05:06Z</updated>

    <summary>2002年、気鋭のプロデューサーであるリック・ルービンとタッグを組んでリリースさ...</summary>
    <author>
        <name>jazzycube</name>
        
    </author>
    
        <category term="Johnny Cash" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="Rock" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="relax" label="RELAX" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.footprints.jp/jazzycube-blog/record/">
        <![CDATA[2002年、気鋭のプロデューサーであるリック・ルービンとタッグを組んでリリースされた生前最後のアルバム『The Man Comes Around』。様々な困難を乗り越えて、それでも歌い続けた70歳のジョニー・キャッシュのキャリアの集大成がここにある。<br /><br /> ]]>
        <![CDATA[「Man In Black（黒づくめの男）」、ジョニー・キャッシュを単なる「カントリーミュージックの有名アーティスト」として認識しているのならば、是非ともこの『The Man Comes Around』を聴いていただきたい。このアルバムにはカントリーミュージック特有のいささか陽気なサウンドは微塵も存在しない。そして、ジョニー・キャッシュの晩年の素晴らしい作品群は、音楽プロデューサー、リック・ルービンを抜きには語れない。<br /><br /><b>シンプルを追求したリック・ルービンのプロデュースワーク</b><br /><br />本作『The Man Comes Around』をはじめとする、ジョニー・キャッシュの最晩年のアルバム群は、リック・ルービンが創立したレーベル「American Recordings」よりリリースされている。<br /><br />リック・ルービンは、ヒップホップ名門レーベル「Def Jam」の創設者であり、Run-DMC、ビースティー・ボーイズ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズなどを手がけた音楽プロデューサーであり、ビースティー・ボーイズのオリジナルDJでもある。<br /><br />この一面だけで判断すると、本作『The Man Comes Around』をはじめとするジョニー・キャッシュの「American Recordings」からリリースされた一連の作品群の極めてシンプルなサウンドは到底想像できない。しかし、リック・ルービンはこれらのヒップホップやロック方面の活動の一方で、ウィリー・ネルソン、ニール・ダイアモンド、ドノヴァンなどの、フォークやカントリーのミュージシャンのプロデュースも手掛けている。リック・ルービンのプロデュースワークの大きな特徴は、過大なコンセプトやテクニカルな要素を重視するのではなく、あくまで素材の良さ（アーティストの才能）を最大限に発揮した作品作りにある。<br /><br />リック・ルービンは、ジョニー・キャッシュのプロデュースを行うにあたり、徹底的にアレンジをシンプルに削ぎ落とし、ジョニー・キャッシュ本来の深く深く染み入るような歌声を最も効果的に演出することに成功している。<br /><br /><b>カヴァー曲を織り交ぜて表現されるジョニー・キャッシュの遺作</b><br /><br />本作『The Man Comes Around』では、ジョニー・キャッシュのオリジナルナンバーに織り交ぜて多くのカヴァー曲が収録されている。<br /><br />誰もが一度は耳にしたことのあるスタンダードナンバー「Danny Boy」、ポール・サイモン作の「Bridge Over Troubled Water」、スティング作の「I Hung My Head」、ビートルズのナンバー「In My Life」、ナイン・インチ・ネイルズの「Hurt」などが収録されている。ジョニーー・キャッシュは、これらの多種多様な楽曲を分け隔てすることなく、ゆったりと疲れたバリトン・ボイスで力強く厳かに歌い上げる。ジョニー・キャッシュはそれらの楽曲が内包する、愛、希望、絶望、死、祈りなどの普遍の事象に誠実に向き合い、まるで自身のルーツを確かめているかのように歌っている。<br /><br /><b>歴史的傑作となった収録曲「Hurt」のプロモーションビデオ</b><br /><br />2002年に制作された本作の収録曲「Hurt」のプロモーションビデオは是非とも観ていただきたい。この作品は2003年の「MTV Video Music Awards」の最優秀ビデオ撮影賞を獲得しており、監督を務めたマーク・ロマネクは「自分にはこれ以上の作品をもう作れない」とコメントしているほどの素晴らしい出来栄えである。楽曲の作者であるナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーは「涙が出た。背中を押された気持ちになった」とコメントし、自身の復活の大きな一助となった。（当時、トレント・レズナーは度重なるドラッグ中毒に苦しんでいた。）<br /><br />

<object height="340" width="560"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/clq01TXQR0s&amp;hl=ja&amp;fs=1&amp;" /><param name="allowFullScreen" value="true" /><param name="allowscriptaccess" value="always" /><embed src="http://www.youtube.com/v/clq01TXQR0s&amp;hl=ja&amp;fs=1&amp;" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" height="340" width="560"></object>

<br /><br />No Music, No Life。<br />私は音楽がないと生きていけないような人間ではないが、今回紹介したジョニー・キャッシュのアルバム『The Man Comes Around』の無い私の人生は少し寂しいような気がする。きっと私はこのアルバムをずっとずっと聴き続けることになるだろう。<br /><br />最後に、ジョニー・キャッシュに関するの少し印象深い話を紹介しよう。<br />ジョニー・キャッシュは、生涯の伴侶となるジューン・カーターと1955年に出会い、1968年の自身のコンサートで演奏中に「君と結婚したい。今返事してくれないとこれ以上歌えない」と、電撃的なプロポーズを行う。そして2人は翌週に結婚式を挙げ夫婦となった。<br />本作『The Man Comes Around』が発表された翌年の2003年5月、最愛の妻ジューン・カーターが73歳でこの世を去る。その4ヶ月後、ジョニー・キャッシュはかつてのプロポーズの言葉通り、ジューンの後を追うようにして静かに息を引き取ったという。<br /><br />]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>John Coltrane / Crescent</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.footprints.jp/jazzycube-blog/record/2009/07/john-coltrane-crescent.html" />
    <id>tag:www.footprints.jp,2009:/jazzycube-blog/record//10.646</id>

    <published>2009-07-27T05:42:59Z</published>
    <updated>2009-07-27T06:44:37Z</updated>

    <summary>ジャズ史に残るジョン・コルトレーンの傑作アルバム『A Love Supreme』...</summary>
    <author>
        <name>jazzycube</name>
        
    </author>
    
        <category term="Jazz" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="John Coltrane" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="cool" label="COOL" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="mellow" label="MELLOW" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.footprints.jp/jazzycube-blog/record/">
        ジャズ史に残るジョン・コルトレーンの傑作アルバム『A Love Supreme』は、この『Crescent』の半年後に録音されることとなる。親友エリック・ドルフィーの死をのり超え『A Love Supreme』を完成させるコルトレーンのステップが、この『Crescent』には刻みこまれている。 
        <![CDATA[ジョン・コルトレーンのバラード集を一枚だけ選ぶとするならば、私はこの「Crescent」を選ぶことになるだろう。確かに『John Coltrane and Johnny Hartman』の演奏も素晴らしいし、もちろん『Ballads』も文句の付けようのない名盤だ。だが、この『Crescent』には、ジョン・コルトレーンという人間が持つ宿命的な「業」を感じるのは私だけだろうか。『Crescent』には他のバラード集のような甘さや気軽さは無いが、全曲オリジナルで構成された本作『Crescent』はコルトレーンの厳格さが前面に出た重厚なバラード集と言えるだろう。<br /><br /><br />この時期のジョン・コルトレーンには様々な出来事が起きている。<br />精力的なヨーロッパツアーの成功、オーネット・コールマンとの刺激的な競演、インパルスとの好条件での再契約、コルトレーンの長男の誕生、これらはコルトレーンにとって良いニュースであったが、親友エリック・ドルフィーがベルリンで病死したことは、コルトレーンのメンタリティに大きな影を落とす出来事となった。（遺品となったバスクラリネットとフルートは、エリック・ドルフィーの母親よりコルトレーンに贈られた）<br /><br />そんな状況の中、この『Crescent』は録音され、半年後の『A Love Supreme』へと繋がっていく。<br /><br />アルバム『Crescent』全編にシーツ・オブ・サウンドを散りばめたコルトレーンの演奏は、決してバンドから乖離することなくぎりぎりの距離感で1曲1曲丁寧に積み上げられていく。エルヴィン・ジョーンズのドラムは控えめにリズムを刻み、マッコイ・タイナーのピアノは美しいハーモニーを奏でる。ジミー・ギャリソンのベースが少し気を吐く場面も用意されているが、それも「静」を演出するパートとしても興味深い。ジョン・コルトレーン、エルヴィン・ジョーンズ、マッコイ・タイナー、ジミー・ギャリソンの黄金のカルテットの演奏は、まさに円熟の域に達しようとしているのが分かる。特に標題曲「Crescent」でのコルトレーンの切迫感あふれる演奏に注目していただきたい。最初のテーマまではゆったりとした穏やかなプレイだが、曲の中盤に差し掛かると徐々にコルトレーンのプレイに変化が現れる。満月がゆっくりと欠け鋭角な三日月（Crescent）が姿を現すように、コルトレーンのプレイに鋭さが増していく。<br /><br /><br />この『Crescent』を聴く度にいつも思い浮かべるのは、スプリンターがスタートの前にクラウチングスタートの姿勢をとり集中力を高めていく様子だ。<br />間もなくスタートを切るコルトレーンの前人未到の疾走は誰にも止められない。<br /><br />]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>Duke Ellington / Money Jungle</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.footprints.jp/jazzycube-blog/record/2009/07/duke-ellington-money-jungle.html" />
    <id>tag:www.footprints.jp,2009:/jazzycube-blog/record//10.639</id>

    <published>2009-07-17T02:57:18Z</published>
    <updated>2009-07-27T08:08:12Z</updated>

    <summary>「アメリカ最高の作曲家の1人」デューク・エリントン、当時63才。熱心な「エリント...</summary>
    <author>
        <name>jazzycube</name>
        
    </author>
    
        <category term="Charles Mingus" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="Duke Ellington" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="Jazz" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="hot" label="HOT" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.footprints.jp/jazzycube-blog/record/">
        <![CDATA[「アメリカ最高の作曲家の1人」デューク・エリントン、当時63才。熱心な「エリントン・マニア」としても知られるチャールズ・ミンガス、当時40才。スタジオでエリントンと顔を合わせたミンガスは膝が震えるほとの緊張に襲われたという。<br /><br /> ]]>
        <![CDATA[「私の楽器はオーケストラだ」とデューク・エリントン本人が言うほど、エリントンと言えばビッグバンド・サウンドが有名である。作曲家としも「In a Sentimental Mood」「Take the A-Train」「Satin Doll」などジャズ史に残る名曲の数々を残している。その名曲は今もなお多くのミュージシャン達によって演奏され続けている。この『Money Jungle』はデューク・エリントン名義のアルバムであるが、サイドを固めるチャールズ・ミンガスとマックス・ローチの強靭なリズムセクションなくして、この名盤は生まれなかっただろう。<br /><br /><b>怒れるベーシスト、チャールズ・ミンガスは、実は熱心な「エリントン・マニア」<br /></b><br />チャールズ・ミンガスは「怒れる闘士」として数々の逸話が存在するベーシストである。<br />こと人種問題になると、よりエキセントリックな一面が顔を覗かせ、社会的行動にまで発展することも度々あった。ミンガスがベーシストとして、そしてバンドリーダーとして生み出すサウンド同様、そこには強烈な「個性」を発揮している。その個性は時には「野蛮さ」ともとれる行動に結びつき、結果、多くの逸話を残している。<br />&nbsp;&nbsp;&nbsp; ・バンドのメンバーのサウンドが気に入らず前歯をへし折った<br />&nbsp;&nbsp;&nbsp; ・ジャズ・クラブのオーナーと口論になり怒りに任せてドアを引きちぎって投げ捨てた<br />&nbsp;&nbsp;&nbsp; ・演奏を聴いていない観客に腹を立てバンド演奏を止めてまで説教をした<br />など枚挙に暇が無い。<br />また、バンドリーダーとしてもメンバーへの「個性」に対する要求もかなり厳しいものがあったようだ。ある時、アルトサックス奏者のジャッキー・マクリーンがチャーリー・パーカー風のフレーズをうっかり吹いてしまった時（当時、マクリーンはチャーリー・パーカーの影響を色濃く受けていた）には、ミンガスはバンドの演奏を止めてマクリーンに「俺はチャーリー・パーカーが聴きたいんじゃない！ジャッキー・マクリーンを聴かせろ！！」と激怒したという。<br /><br />そんなミンガスであるが、当の本人はデューク・エリントンを尊敬し、その音楽には多大な影響を受けており、それはもう「マニア」と呼ぶに相応しいほどだった、というのが面白い。<br />特に「エリントン・マニア」であるミンガスがウィットを交えてエリントン音楽を料理した異色作『Pre-Bird』などは興味深い。このアルバムでミンガスは、エリントンの名曲「Take the A Trane」を他のスタンダードナンバー「Exactly Like You」と掛け合わせて演奏する遊び心を見せている。（ちなみに『Pre-Bird』というタイトルは、「Pre（以前）-Bird（チャーリー・パーカー）」、すなわち、ミンガスがチャーリー・パーカー以前に影響受けた「デューク・エリントン」のことを指している。）<br /><br /><b>ジャズドラムの革命児、マックス・ローチ</b><br /><br />忘れてはならないのが、2人の対決にドラムで華を添えるマックス・ローチである。<br />マックス・ローチはケニー・クラークとともに、1940年代当時は単なるリズムパートと考えられていたドラムを、他の楽器同様にソロを展開するパートとして地位を確立させたミュージシャンでもある。また『We Insist!』(1960年)など人種問題への明確な意思を表現したことも有名である。そのドラミングのスタイルは、彼の人生と同様に常に挑戦的なものであった。<br /><br />さて、そんな個性の強いチャールズ・ミンガスとマックス・ローチが、大御所デューク・エリントンを相手にどのような演奏を繰り広げたのかが、この『Money Jungle』の面白さでもある。<br /><br />冒頭の1曲目の「Money Jungle」から一気に3人の凄まじい熱気に引き込まれる。エリントンの年齢を忘れさせる力強いピアノのタッチに、ミンガスの弦のストロークを最大に活かせたアーシーで野蛮なプレイ。乾いたドラミングで存在感を示すローチ。ビッグバンドではなかなか楽しむことができないエリントンの個性に溢れたピアノサウンドが楽しめる。ミンガスも敬愛するエリントンに対して全く臆することなく真っ向から挑んでいく。<br /><br />ジャズの熱いエキスが見事に凝縮されたアルバムである。<br /><br />]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>Sonny Rollins / Bridge</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.footprints.jp/jazzycube-blog/record/2009/07/sonny-rollins-bridge.html" />
    <id>tag:www.footprints.jp,2009:/jazzycube-blog/record//10.634</id>

    <published>2009-07-08T07:31:27Z</published>
    <updated>2009-07-27T08:08:49Z</updated>

    <summary>1959年8月、突如、ソニー・ロリンズはジャズの表舞台から姿を消した。日に日に高...</summary>
    <author>
        <name>jazzycube</name>
        
    </author>
    
        <category term="Jazz" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="Sonny Rollins" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="relax" label="RELAX" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.footprints.jp/jazzycube-blog/record/">
        1959年8月、突如、ソニー・ロリンズはジャズの表舞台から姿を消した。日に日に高まるロリンズへの評判。自身の実力に疑問を抱き苦悩するロリンズ。生真面目なロリンズは徹底的に自身の演奏を見直し、一から練習をし直すことを決意した。 
        <![CDATA[ソニー・ロリンズは姿を消し、ブルックリン橋やウィリアムズバーグ橋で1人黙々とサックスの練習をしたり、後輩の若いアーティスト達の指導を行っていたという。最初は練習場所にブルックリン橋を選んだが、人どおりが多くて集中できないため、ウィリアムズバーグ橋に移動して練習を繰り返した。が、ここでの練習風景を雑誌記者に写真を撮られていまい、結局はニュージャージー公園で練習を行うこととなった。<br /><br />そんな2年余りにおよぶ雲隠れを経て、ロリンズが1962年に表舞台にカムバックして吹き込んだのが、この『The Bridge』である。<br /><br />ロリンズが復帰を果たした1962年、ジャズ界のスタープレイヤーは、フリージャズの盟主「ジョン・コルトレーン」。そんな中、もう1人のスターミュージシャンであるソニー・ロリンズのカムバックは凄まじい話題となったという。ロリンズの復帰作の契約をしたいというレーベルは後を絶たず、契約額は跳ね上がり、中小のジャズレーベルが手出し出来ないような額となっていたという。結局、ロリンズの復帰作の権利を落札したのは「RCAビクター」。アルバム1枚の契約額は当時で15,000ドルという破格のものだったという。<br /><br />ソニー・ロリンズの極めつけの名盤といえば、1956年に録音された『サキソフォン・コロッサス』だが、是非とも、この『The Bridge』と聴き比べていただきたい。まばゆいばかりの才能で吹き込んだ『サキソフォン・コロッサス』から、苦悩を経て完成させた『The Bridge』へ至るロリンズのメンタリティの変遷がリアルに伝わってくる。<br /><br />『The Bridge』には『サキソフォン・コロッサス』の突き抜けるような疾走感、爆発にも似た瞬発力は感じないかもしれないけれど、ロリンズが2年余の内省的な生活で獲得した「核」のようなものがヒシヒシと感じ取ることができる。持ち味である疾走感は小気味よくコントロールされているし、ロリンズとジム・ホールのギターの親密な掛け合いが心地よい。<br /><br />私にとってこのアルバムは、毎日の生活で疲れた心の緊張を、不思議とスッと解いてくれる大切な1枚である。<br /><br />余談になるが、私は２度ほどソニー・ロリンズの演奏を生で見たことをある。<br />既に６０を超えた頃の演奏であったが、その構成力と表現力には２度とも圧倒されたことを憶えている。さすがに高齢による体力の衰えからか１曲吹き終わる度に疲労をにじませている印象だったが、曲を演奏している最中のロリンズには一歩も退かない気迫を感じた。<br />そのライブの帰路、私は1962年に思いを馳せた。<br />ジョン・コルトレーンが黄金のカルテットを組織し、残された5年という命を燃やし尽くすようにジャズの高みを目指し加速していった。そんなコルトレーンと凌ぎを削っていた全盛期のロリンズの演奏はどれほどのものだったのだろうか、と。]]>
    </content>
</entry>

</feed>

